こちらでは、Honeybee English School の講師をご紹介します。
◆Paul ポール先生
スクールの専任ネイティブ講師、Paul ポール先生は、アメリカ・シカゴ出身です。大学卒業後、証券マンとして来日し、東京で勤務していました。だから、ビジネス英会話にも経験が活かされているのですね。その後、お仕事の関係で、アメリカに戻り、ニューヨークで勤務しました。そして、ご縁があり、再び来日となり、松山に住むことになりました。
最初は何もツテが無く、日本語が流暢に話せるわけでもありません。英語教師としてのお仕事の出会い。最初はアシスタントから始まりました。日本人講師から教え方を学び、ポール先生も経験を積みながら、自分なりに、どのようにしたら分かりやすいだろう。。と考えながらレッスンをこなしていきました。そこから、紹介などしてもらいながら、たくさんの英語スクールや教室を経験し、いつしか自分のスクールを持ちたいと考えるようになりました。
そんなある日、ある国際カップルのご家族が国に帰るという事で、スクールを引き継いでくれる人を探していました。ポール先生の決断は早いです。早速コンタクトを取り、お話をし、引き継がせて頂くことになりました。
急に講師が変わることになり、生徒さまや保護者さまにはご迷惑、ご不便をおかけしたと思います。また、ポール先生も、自分が今までやってきたことを教えてあげたいという気持ちも大きく、テキストや進め方を少しづつ変えていきました。 徐々にとはいえ、生徒さんにも戸惑いはあったと思います。中には辞めていく生徒さんもいました。今いる生徒さん達には本当によくついてきてくれたなぁ。と感謝でいっぱいです。
それから、2019年の9月で6周年を迎えましたが、辞めていった生徒さんの中には、戻ってきてくれている生徒さんもいるのです。それも、ポール先生に習いたい!と言ってくれて、その意見も、保護者さまが受け止めてくれて、また通って頂いています。 子供の意見を尊重して下さるのは本当に有難いことです。
また、過去にお仕事をさせて頂いた英語スクールや教室には、今もご縁を頂いて、プログラムやイベントのお手伝いをさせて頂いたり、もっと英語力を伸ばすならと、ポール先生をご紹介頂き通って下さる生徒さんもいます。 遠くは、北条や東温、空港通りや鴨川エリアからも通って頂いています。距離だけではありませんが、ずっと通ってくださることは有難いことです。感謝を忘れず、日々のレッスンにも変わらず、真摯に向き合っていきたいと思います。
◆Chie 千絵
スクールの運営兼講師のChie 千絵です。 スクールのすべてのレッスンと業務は、ポール先生と二人で行っております。
千絵が中学生の時に最初に英語を担当してくれた先生が、とても流暢に英語を話すことが出来る先生でした。元々、父親の影響で、外国の音楽や映画などが好きでしたので、この先生のようになりたい!と思いは強くありました。また、高校生の時に父親から貰った本で、ワーキングホリデーと言うシステムがあることを知り、祖父にも常に、視野を広げなさい。もっともっと外に出て行きなさい。と言われていましたので、いつか必ず海外で生活をする!と言う夢をひそかに抱いていました。
しかし、社会人になり、日々仕事に追われ、大好きな英語も勉強することもなくなり、いつしかその夢も忘れてしまいました。そして、転勤先での同僚の姉のお友達が、あのワーキングホリデーでカナダに行ったことを知り、そんなに難しいことではないんだ。私でも行けそう! そして、お金を貯め、もう一度英語を勉強しなおし、準備をしていきました。仕事も、大変でも楽しかったですが、もうやり切った感があったので後悔はなかったです。
初めての海外でした。比較的行きやすいオーストラリアを選びました。自分をリセットしに行ったというのもありますが、もっと出来ることもあったのでは?と反省点も多々ある1年間でした。しかし、日本に居るときとは違う経験もたくさんでき、また日本各地の友達や海外にも友達が出来ました。私自身、引っ込み思案なところもありますが、海外に住むことによって、少しずつ変わってきたと思います。もちろん嫌な経験や英語力の無さに悔しい思いもしました。しかしそれが今の自分の糧になっていますし、それは経験した自分にしか分からないことです。だから私は生徒さん達に常に言います。たくさんのことを見聞きし、視野を広げてほしい。そしてそれをさせてくれるご両親に感謝を忘れてはいけないと。私自身、両親にはとても心配をかけたと思います。でも、信頼して、自由にさせてくれた二人にはとても感謝しています。
実はもう一度ワーキングホリデーで、今度はカナダに滞在しました。これは20年越しに叶った夢ですが、あこがれていたナイアガラフォールズの滝の近くに1年間住むことが出来ました。ちょうどサーズが流行っていた時期で、滞在先を変えようかと考えましたが、結果、特に問題も無かったので、当初の予定通りナイアガラフォールズに決めました。オーストラリア滞在中は料理が出来なくて困ったのもあったので、カナダに行くまでに、老人ホームの調理場で働き、一から教えて頂きました。その後、何とか一回で調理師免許も取得することが出来、準備も着々と進めることが出来ました。しかし、思ったよりもビザの発給が早く終わり、ぎりぎりの年齢でしたので焦りも出てきましたが、何とかビザも取得でき、渡加しました。
カナダではオーストラリアとは違った生活をするように努めました。1年間みっちり働いて、労働ビザをもらえるようにまで頑張りました。またがっつり英語の環境にして、英語力も上げていけるようにしました。カナダでの生活は大変なこともあったけど、オーストラリアでの経験や反省も活かせれて、満足のいく1年間でした。帰国後、母を連れてカナダを横断できたのも良い思い出です。
その後、飲食関係やセラピストの仕事を中心に働き、20代とは全く違った人達ともご縁を頂き、そして今に至るわけですが、まったく違った職種でも、経験が活かされる事は多く、また家族や友人、周りの人たちには本当に助けられて、感謝でいっぱいです。スクールでは時間の許す限り、生徒さん達ともコミュニケーションを取るわけですが、私が一番大切にしている時間です。英語を学ぶことって目的では無いです。だからこそ、一人一人学ぶ目的を得て、可能性を広げてほしいと思います。また、人と関わることはずっと続きます。スクールでは、英語を通じてそれを学んでほしいですし、学校とは違うお友達と年齢を超えて仲良くなってくれたら嬉しいです。実際、クラスの生徒さん同士で、仲良くなって雰囲気も和気あいあいとしています。もちろん、なかなか輪に入れない子もいるでしょう。無理強いはしません。でも、せっかくの機会です。私もサポートしますので、少しずつで良いので輪を作ってくれたらいいなぁ。と思います。
色々と経験を積んできましたが、私もまだまだ英語に関しても勉強勉強です。しかし、道は一つでは無いですし、経験したこと、頑張ってきたこと、続けてきたこと、それはちゃんと繫がっています。生徒さん達に刺激も受けますし、私も行動で示すこともあります。それが良い影響を与えることもあるので、皆さんと一緒に英語を通じて成長していきたいですね。
スクールを通じて、私たちも学びの毎日です。スクール終了後、その日のレッスンや、生徒さんや保護者さん達と話したことを、報告し合います。これもとても大切にしている時間です。また、保護者さまや外部の方たちとも意見交換することも増えてきて、私も勉強になることはたくさんです。日本の英語教育もまた変わりつつですが、生きた英語を身に付けつつ、学校の授業でも自信を持ってくれたらと思います。 英語好き!って言ってもらえると私たちも嬉しいし、もっと頑張ろうと思います。